中華料理
高血圧が発覚してから、食生活の改善を実施し、その効果が現れてきているような気がします。中国料理は日本料理のように健康に配慮されておらず、減塩、無糖、低糖、油分控えめなどが浸透していません。中華料理は、その地域によって大きく違いがありますが、全体的に、味が濃く、油が多いです。味に関して言えば、一般的に言われるのが、これです。
- 南は、甘く
- 北は、しょっぱく
- 東は、辛く
- 西は、すっぱい
さらに下記のように言われています。
- 湖南省、四川省はピリ辛
- 広東省、広西省は薄味
東莞市は、以前から、製造工場が多く、湖南省や四川省からの出稼ぎ農民が多いです。東莞の総人口は700万人(2008年)ほどで、
- 地元の人は、180万人
- 外来の人は、520万人
台湾の弁当
このように、外来人口の割合が高く、他省出身向けの飲食店が多いため、どこでも、色々な料理を食べることができます。私は、食生活改善を実施してから、できるだけ薄味の広東省の食事を中心にとるようにしていますが、ほぼ毎日食べているのが、台湾系の弁当です。この店は、価格、サービス、質(味)どれをとっても全く非の打ち所がなく、私は、その店のヘビーリピーターの一人です。
価格
値段は10元(170円)~25元(425円)まで幅広く、客層は、ブルーカラーの人やホワイトカラーの人、階層を問わず、多くの人が集まります。
サービス
この店はテイクアウト、デリバリーもできますが、店舗には20人ほど座れる場所があり、イートインもできます。そして、店内で飲食するお客様に限り、スープと麦茶とご飯がお代わりし放題という、サービスを提供しています。
その上、店員の応対が丁寧で、そつがありません。ごはんやお茶がなくなりそうになると、すぐに「お代わりされますか」と聞いてくれる。中国ではこんな積極的な配慮はなかなか見られません。店長を始め、店員に気さくな人が多く、話しかけてくれます。といっても、私が耳にイヤホンを付けたり、話しかけないでくれオーラを発散している時は、そっとしといてくれます。
昨日は、私が食事を終えた後、店長が
独身の私にしてみれば、食事の時の話し相手がいるのは、この上なく嬉しいことです。また、肉体労働者とみられる人が入店した際は、すぐにお茶を持ってきて、
暖かい店内が多くの客をひきつけているようです。
質(味)
そして、私がこの店の大ファンの最大の理由は、弁当そのものにあります。弁当を構成しているすべての要素が素晴らしく、まさに完璧の弁当といえると思います。
構成内容は以下のとおりです。
- 米
- メイン1種
- 野菜3種
- おかず4種
- スープ
- お茶
この、1、3、4の数字が非常に重要で、弁当の品位を上げていると思います。まず、米は細長い米ではなく、ジャポニカ米に限りなく近く、炊いた後は、ふっくらとした質感を維持しています。次に、メインは煮物からチキンカツなどの揚げ物、秋刀魚の丸焼きまで幅広く、全部で20種類あります。そして、3種類の野菜が必ず日替わりで入っています。たとえば、チンゲンザイ、キャベツ、大根、とうもろこし、白菜、にんじんなど。
さらに、昨日も、今日も、いつまでも変わることのない4つのおかず。ゆで卵半分、ソーセージ一切れ、漬物、油揚げが必ず入っている。野菜がこれだけ入っているのは、私にとっては非常に嬉しいです。
また油も多くなく、味もあっさりしており、日本人の味覚に合っています。そして、この1、3、4という数字は、以下の内容を連想せずにはいられません。
唯一の神を現す1
神の現れである3
- 父
- 子
- 聖霊
新約聖書の中でも最も大切と言われている4書
- マタイによる福音書
- マルコによる福音書
- ルカによる福音書
- ヨハネによる福音書
この数字を思いながら、弁当を食べる時、感謝が満ち溢れ、魂も恵まれ、体も健康にされていくのを実感します。
すべての事について、感謝しなさい。
カナンの地は今日も輝いています。