今自分はどういった位置にいるのか?
最近は仕事終わりに本屋に寄るのが楽しみの一つになっています。半年くらいは本屋に行っていなかったのですが、久しぶりに行ってみると注目されている本がだいぶ変わっているので特集されている本を眺めるだけでも楽しめます。
最近自分の中でテーマになっているのは「長い歴史の中で今自分はどういった位置にいるのか?」ということです。そういった気付きを最初に与えてくれた本はレイ・ダリオの本でした。この本を買ったことは以前(5月30日)もブログに書いていました。
1冊4,000円以上もするので正直財布にはかなり痛かったのですが、他を節約することにして買いましたが、これは今年一番買ってよかったと思っています。それから、歴史を知ることに興味が湧いてきたのです。
サピエンス全史から
学校を卒業して以来、僕が改めて人類の歴史に関して知識を得たのはユヴァル・ノア・ハラリ氏のサピエンス全史(上下巻)でした。壮大な思想や歴史を文字だけでこれだけ明快に表現できることには驚きました。しかし、僕の知識が足りないのか、あるいはひねくれているのか、読了感はよくなかったです。
結局は人間の本能欲望のままに生きていて、すべては生物学的なことで説明できるというようなことが書かれていて、それはとてもさみしいと感じました。
それから、ジャレド・ダイアモンド「銃・病原菌・鉄」(上下巻)という本に引き続き、最近はピーター・ゼイハン著の「世界の終わり の地政学 野蛮化する経済の悲劇を読む」(上下巻)を読んでいます。
東に行くべきか西に行くべきか?
歴史は確かに学生時代に学んだはずなのですが、「知らなかった!」と思うことが多く本当に面白いです。過去を知ればこういうことがわかります。それは長い悠久の歴史の現在はどういった時代に生きているのか?ということです。
過去に起きたことを知り、また相対的に今を見ることで、ある程度これから世界がどうなっていくのかを知ることができます。それは「今これをしたらいい」とか「これをして備えるべき」とか具体的な施策はないかもしれませんが、東に行くべきか西に行くべきか?のざっくりとした方向感は得ることができます。
歴史は韻を踏む
今はVUCAの時代と言われており、将来の予測は非常に困難だと言われています。歴史は繰り返しませんんが、韻を踏むといいます。歴史を学べば現在位置くらいは把握できると思います。
またクリスチャンは今は終わりの時代を生きているとも言われています。イエス様が再びこの地上に来られる日は確実に近づいています。この地上で賢く生きて、霊的に備えられた花嫁として過ごせるように祈りたいと思います。