祈りの語りかけ
来年度から教会の役員をすることになりました。役員になると決まってからこの一ヶ月はずっと祈ってきました。まず神様が祈りの中で語ってくださったのは、「私があなたを選んだのだ」ということでした。つまり、投票によって人に選ばれたのではなく、神が役員の務めを与えてくださったのです。
この厳粛な事実によって肩の荷がおりました。なぜなら、神が選んでくださった以上、その務めを遂行する力を注いでくださるという確信がやってきたからです。役員とは今まで以上に人に仕える生き方です。自分に死ぬ生き方によって、僕の肉が激しく抵抗しないか心配していましたが、その事も含めて主に委ねれば問題ないと確信しました。
握る聖書の言
次は御言が与えられました。それはこの御言です。
すべて重荷を負うて苦労している者は、わたしのもとにきなさい。あなたがたを休ませてあげよう。わたしは柔和で心のへりくだった者であるから、わたしのくびきを負うて、わたしに学びなさい。そうすれば、あなたがたの魂に休みが与えられるであろう。わたしのくびきは負いやすく、わたしの荷は軽いからである」。
マタイ11:28-30
僕はずっと杞憂という重荷を負っていました。役員をやることによって失うものの方を心配してしまっていたのです。もっと教会のことに時間的にも身体的にも霊的にもコミットする必要があり、より多くの責任を負うことになるからです。
しかし、主が語られたのは、これらすべては「杞憂」だということです。ないものを負うのではなく、「負いやすく、かつ軽い私の荷を負いなさい」という優しい語りかけでした。
実際的な姿勢
祈りの語りかけと御言が与えられてからは先人のクリスチャンが書いた本を読むようにしました。神に仕えることはどういうことなのか、兄弟姉妹に仕えることとは、そして、自分の霊的な状態が如何に大切であるのかなどを学んでいます。
特に教会にいるすべての兄弟姉妹に対して、重荷を持つということを教えられました。これまで、教会の牧師先生やいやしを必要としている人のためには祈っていましたが、教会員すべての人のために祈ることはしていませんでした。
でも、役員がすべきことは、まずは教会員すべての方のために祈ることです。すべての言葉、行動、祈りは、密室での個人的なとりなしの祈りがなければ、意味がないということを実感しました。
すべては祈りからはじまる
とりあえず、4月までまだ一ヶ月あるので、重荷を負って兄弟姉妹のために祈るというところから、この務めを始めさせていただこうと思っています。
キリストにあって、愛と憐れみの心が与えられ、恵みの言を語れる者になれますように。