0190_大切なプレゼン直前にPCが死亡した時

二度と見たくないブラックスクリーン

今日久しぶりに頭が真っ白になりました。今日はお客さんのところへ往訪しシステム開発のデモをする予定になっていました。サービスの根幹に関わる開発で各部署からも何名か参加する予定でした。2時間ほど前に周辺に到着し、カフェでPCを開いて仕事をしようとしたら、なんと、画面は真っ黒でboot device not foundの文字しか映りません。文字通りHDDが見つからないようなのですが、ハードディスクやメモリーのチェックをしても一向に改善されません。デモは2時間前に迫っていましたので、ねっとりとした脂汗がジワジワと出続けていました。

10回ほど起動・再起動を繰り返しても何も起きないので、これは祈らないとだめだと思い祈りました。そして、ボタンを押しましたが、やはりブラックスクリーンしか表示されず、いよいよ積んだと思いました。

不幸中の幸い

ただ、祈りが無駄になったわけではありませんでした。今日は、不幸中の幸いで、なんと個人用のMacbook Airもリュックに積んでいたのです。取り急ぎそのPCをで目の前の仕事をやりきり、デモの準備を進めました。ちょうどその時、気づいたのが、自分の個人用のPCのフロント部分はPepeというカエルのシールが30枚ほどめいっぱいはられており、お客さんのところで開いて使うことができるようなものじゃありませんでした。

さすがにこのPCは見せられないので、なくなくすべてのシールを外して普通のPCに戻しました。

立ち上がらなくなったPCのローカルに保存していたプレゼン資料はどうにもこうにも入手できないので、Google Driveにある資料と急遽テスト環境にアクセスできるように設定してもらって、なんとか問題なくデモをすることができました。

原因と対策

今回発生した原因の一つにゲーミングPCを出先で使っていることでした。使っているゲーミングPCは16インチでGTX1060のグラボを積んでいて、3Kgくらいあるものです。少し重い作業をすると搭載されたファンがブゥーンっと2つ回りだし、かなりの音を出す代物でした。そういったPCを日常的に持ち運んでいるうちにHDDが破損した可能性がありました。

今回はMacbook Airの端末のバックアップがあったので、なんとか乗り切ることができましたが、システム会社で働く者として、PCが壊れてデモができない状況は絶対に避けなければなりません。今後同様のことが発生しないように対応策を箇条書きで書いておきます。

  • 重要な打ち合わせがある時は、ノートPCを2台持ち歩く
  • 修正ツールをDLできるようにUSBを持っておく
  • ファイルはできるかぎりローカルに保存しない
  • 定期的にバックアップをとっておく
  • 持ち歩くPCはMacやLet’s NoteやSurfaceなど適切な物を使う
  • PCに人に見せられないようなステッカーを貼らない(笑)

準備は入念に、あとは祈りつつ望む。
その姿勢を忘れず仕事をしたいと思いました。