0143_大人になって知識や経験を得れば得るほど神に近づきたくなる

若いころは主イエス・キリストに対して一直線で何も考えずに信頼していました。喜んで浪人生活をしたし、北京での留学も当然すべきことだと思っていたし、社会人になってから、日本のレールを一旦外れて、日本語教師として中国に3年間滞在することも何の恐れもなかったです。

ただ、神様が守ってくださって、道を開いてくださるという確信が心の中にありました。

しかし、社会人として仕事をしていくためには、業務に関する知識はもちろんのこと、国内外の政治や経済だけでなく、世の中の動きにも敏感になる必要があり、様々な知識も身につける必要があります。

時にはその知識をもっているがゆえに惑わされたり、そのことに心を奪われてしまったり、思い煩ってしまったりしてしまいます。知らなければ、惑わされることもなかったのに、と思うこともあります。

しかし、どんなことがあっても、十字架の上ですべての罪が既に許されており、もはや奴隷にはならないとイエス様により頼む時に、主は必ず、その中から引き上げ、開放し、心に平安を与え、まさに岩の上に立っているような安心感を与えてくださいます。

大人になればなるほど、経験や知識が信仰の邪魔をするということはなく、むしろ、知識や経験の限界を知るからこそ、ますます主により頼む生き方が強くなってくると思っています。