0755_完全なFIREができないのであれば

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FIREができる人はごく一部

昨日は本当にFIREができている人は実は少ないんじゃないかということを書きました。それは、たとえ、今現在、一時的にFIREできていたとしても、金融危機や災害や紛争戦争など様々不確定要素によって、インカムゲインとしてあてにしている資産が一瞬にして吹き飛ぶ可能性があるからです。

そして、完全にリスク分散して、複数回の強烈な危機に対しても乗り切れるほどの資産を持っているひとこそが本当にFIREしている人だと思っています。

仕事することのメリット

なによりも、会社に所属していることで、自分のアウトプットによって誰かが喜んでくれたり、新しい価値を生み出したり、感謝されるという体験ができるのが仕事の魅力です。さらに組織に所属していれば、チームワークによって、誰かが僕の不足を補い、僕が誰かの不足を補い、一人ではなしえない大きな仕事もすることができます。それは会社に所属する魅力の一つです。

もちろん、誰でもお金を稼ぐために働いているかもしれません。しかし、決してそれだけじゃなくて、やりがいや生きがいを感じれるからこそ毎日仕事ができるのだと思います。

責任と緊張

また仕事には責任が伴います。これも実は人生を豊かにしてくれるものです。もちろん、過度のストレスは人生から豊かさを奪ってしまいます。それどころか、人生そのものやその人個人を毀損してしまう可能性もありす。

しかし、責任があり、時には適度に、時には過度に緊張感を感じつつ、メリハリをつけて毎日を生活できるのは人間が社会的な存在として生きるために必要な刺激だと思っています。

確かに毎日旅行に行って、温泉に入って美味しいものを食べるのはとても魅力的な生活に見えます。しかし、そこにないものは責任です。適度な緊張感もありません。人は責任が与えられることによって、また緊張を感じることによって成長できるものだと思います。

緊張の緩和

かの有名な上方漫才の爆笑王桂枝雀師匠はこのように言いました。

「笑いとは緊張の緩和である」

僕は人生も同じだと思います。人生に緩和だけが続く場合、それは緩和じゃなくて怠惰になってしまいます。しかし緊張があるならば、それから解放された時に緩和がおとずれ、人生の豊かさを感じれるのだと思います。

おっさん
■人生には緊張も必要だ

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