0756_知識を増す者は憂いを増す

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知識を増す者は憂いを増す

今朝伝道の書を読んでいたらこのようなことがかかれていました。

わたしは心をつくして知恵を知り、また狂気と愚痴とを知ろうとしたが、これもまた風を捕えるようなものであると悟った。
それは知恵が多ければ悩みが多く、知識を増す者は憂いを増すからである。
伝道の書1:17-18

現代は知識至上主義と思えるほど知識が重要だと言われている時代だと思います。インターネットにより、日々大量の情報が瞬時に入ってくるようになりました。そして、その情報を追いかけ続けないと置いていかれるといわんばかりに、なかば脅迫されるかのようにスマホをスクロールし続けているのです。

情報は欠かせない

僕自身、ちょっと時間があったら、ニュースやSNSで情報収集をします。しかし果たしてその知識がどれほど重要か?と問われるとたいして必要のない情報であるということがわかります。重要な知識とどうでもいい知識があるのです。

しかし、現代は確かに知識がないと置いていかれる時代であると思います。そして、多くの場合、無知は多くの損失を人生にもたらすことも事実です。ですから、知識を追求し続けるという行為は現代社会で生きる上で避けられないようにも思えます。

あえて無知

そんな中で、僕の提案はこれです。「あえて無知でいることを選択する」ということです。これは、スマホを触る前に、あるいは、ググったりする前に、今から触れる情報は重要かどうかを自問するということです。

大前提として、政治家や芸能人のゴシップ、炎上系、迷惑系の情報に飛びつかないようにするということです。正直、こういった情報ほど無駄に感情を刺激されて、不快な気持ちにさせられるものはありません。なので、こういった情報に深入りしないようにすることです。

バイアスがかかっている

次は、センシティブな情報には気をつけるということです。政治、宗教、金融、その他金儲けの話などはかなりセンシティブな話題です。その人の思想、信条、価値観、生き方などに直結していることが多く、無駄な影響を受けることがあります。

なので、たとえ、自分の思想や価値観に近いと思われたとしても、近づかないようにするのがいいと思います。なぜなら、ほとんどの場合、情報にバイアスがかかっていて、ポジショントークになっているからです。

豊かな人生に向けて

僕としては、できる限り各種情報から離れて、田舎生活をしたいな~とか甘いことを考えてしまうのですが、それができないので、少なくとも、あえて無知でいることを選択すれば、もう少し豊かな人生になるのじゃないかな~と思いました。

おっさん
■情報の洪水に飲まれないようにするには工夫が必要

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