にこにこ文庫
先日の土曜日は約5か月振りに教会で「にこにこ文庫」の奉仕がありました。前回(0836_にこにこ文庫の奉仕が最高だった件)は7月でした。
「にこにこ文庫」とは教会で月に1回開催されていて、地域密着型の図書館のような活動です。教会周辺の方たちが気軽に本を借りたり、読んだりできるようになっています。教会としては、いわゆる宗教活動ではなくて、自治体の指定を受けた社会的な活動であるともいえます。
活動状況
ただ、前回も書きましたが利用されている方はほとんどおられません。現状は教会の兄弟姉妹が1名~2名来られるだけです。今はそのためだけに2時間開いているというような運営になっています。
そんな状況の奉仕に対して、以前の僕ならクリスチャンというよりも、人として最底辺だったので、きっと不平不満を言っていたと思います。「こんな効率的じゃない奉仕無駄や!せっかくの土曜日の休みがもったいない!」と心の中で嫌なにおいを充満させて神様も周りの人も不快にさせていたことでしょう。
すべての奉仕は恵み
ただ、今では神様の忍耐によって、少しはましな人になれたので、そういったこともようやく言わなくなりました。長期的にはたゆまずに活動を続ける忍耐が必要だし時が来れば実を結ぶと思いました。短期的には一緒に奉仕する方のことはあまり知らないので、おしゃべりをしてその方を知る時としようと目的意識をもって参加しました。
今回も一緒に奉仕する方やぶらっと教会に来られた兄弟姉妹とおしゃべりしながら2時間過ごしました。日曜日の教会ではみんなほとんど奉仕で忙しいのでゆっくり話す機会はありませんが、こういう時に少人数で気軽に話ができるのはとてもいいと思いました。
可能性を秘めている活動
あと、何気なく20年前の過去の利用履歴を見てみると、かなり地域のこどもたちが親御さんと来られているようでした。昔は紙芝居などもやっていたみたいで、地域に開かれた活動としてかなり役に立っていたのです。
今住んでいるエリアは新陳代謝が起こっていて、どんどん子育て世帯が引っ越してきています。小学校も5クラス以上あってマンモス校だそうです。これから、うまく現代に合わせたアプローチでこの活動は絶対用いられると確信しました。
おそらく、インスタグラムのアカウント開設して、「新しい本を入荷しました!」とか「今日開いています!」とかを投稿するだけでも、最初はいいアプローチになると思いました。この活動のために祈りたいと思います。