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能力とお金
たまーに思うことがあります。それは特定の能力が高いからといって稼げるお金も高くなるわけではないということです。能力と稼ぐ力は比例の関係にあるわけじゃなさそうです。それはお金を稼ぐという行為が非常に複雑で、多くの要素に左右されるからだと思います。
まず、人との出会いがキャリアを決めるというのは間違いないと思います。どんな会社に出会うのかだけでなく、どの人に出会うかで生涯給与はだいぶ変わると思います。
なぜなら、お金は結局は人と人の間で回っているからです。それは会社も同じです。フロントに立つ社長や営業マンの営業力次第で案件を取ってきたり、投資家を引っ張ってきたり、融資を取ってきたりできるのです。そういった会社や人についておれさえすれば、寄らば大樹で安泰だと思います。
時代と世代
次に時代にも左右されます。中国ではコロナの影響で大学生の就職難が問題になっているようですが、就職するタイミングの時代の状況でキャリアが決まってしまいます。
日本では団塊の世代は金のたまごと言われて、かなりの程度まで終身雇用と年功序列で人生が保証されていました。高度経済成長期とバブルを体験し、いい星の下に生まれた世代と言えるかもしれません。
次に団塊ジュニアになると雲行きが怪しくなります。バブル崩壊の影響をもろに受けたり、で早期退職などもありえた世代です。さらに就職氷河期の人たちも優秀であるのに就職先が見つからないと時代の荒波に巻き込まれた世代と言えるかもしれません。
適材適所を探す
また、たとえ専門的な能力が著しく高くても、業務を円滑に進めるための最低限の資質がないとうまくいかないかもしれません。仕事は結局は人間関係だからです。最低限、この人と仕事をしたいと思ってもらう必要があります。
もちろん、今が安泰だと思っている世代も、いつ時代の荒波にもまれるかわかりません。それに備えるには自分の能力や資質を見極めて、どう生きるべきか予測しておかないといけないと思わされています。
例えば、営業力(人に好かれる能力)がなくて特定の能力が著しく高い場合は、組織における適材適所のほうが能力を発揮できるかもしれません。あるいは、営業力、財務などの知識もある程度あって、さらに専門知識もあれば、独立するほうがいいかもしれません。
いちばん最強なのは、営業力(人に好かれる能力)です。この能力さえあれば食べていけるものです。どれだけAIが仕事を奪うと言っていても、営業の仕事は決してなくならないからです。
どうすればいいのか?
こんなことを偉そうに書いている僕は完全に社会不適合者なので、正直自分にどんな仕事が向いているのかわかりません。本音を言えば、完全に神様により頼んで、憐れみをこうて生きていくしかないと思っています。だから、神様に好かれる生き方ができればと思っています。
わたしの生きているかぎりは
必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。
わたしはとこしえに主の宮に住むでしょう。
詩篇23:6
■一方で、神様に好かれる人は神様の祝福と恵がついてまわるだろう