0504_Tiktokが世界に広まった理由

日本にはGAFAがない

よくなぜ日本でGAFAのようなサービスを作れなかったのか?ということを目にしたり耳にしたりします。各サービスでGAFAMの一人勝ちのような状況に日本企業は手も足も出せないというのです。

一方、お隣の中国はそんなこと気にせずに米国サービスを徹底的に排除にして自国サービスを育てた結果IT大国になっています。中国ではBAT(Baidu、Alibaba、Tencent)と言われています。

facebookuの代わりにTencentのQQ空間があったり、LINEやfacebook Messangerの代わりにTencentのWechat(QQ)があり、google検索の代わりにbaidu検索があります。さらにアマゾンの代わりにはAlibabaのTaobaoまであります。

日本人にTiktokが作れるか?

近年その傾向に大きな変化が生まれています。模倣していない完全に中国自国産アプリが世界を席巻しているのです。それがTiktok(バイトダンス)です。今は、Tiktokのショート動画モデルをfacebook、Instagram、Youtbeが真似する状況にすらなっています。

ある人は、Tiktokなんか、特別な技術を使っているわけでもないので、日本にもできたはずだと言っています。しかし、本当にそうでしょうか?僕個人は日本はTiktokアプリを作れなかったと思っています。

Tiktokが勝った理由①

まず中国は13億人ほどの人口を抱えておりネットユーザーに関して驚異的な数字があります。

2021年12月末現在、中国のネットユーザーの規模は10億3200万人に達し、ネット普及率は73.0%

引用元:people.com.cn

さらに高齢者に関してはこのように書かれています。

21年12月末現在、中国の60歳以上の高齢者層のネットユーザー規模は1億1900万人に達し、ネット普及率は43.2%だった。

引用元:people.com.cn

つまり、Tiktokのようなユーザー自身が面白いコンテンツを作るようなアプリでは、ヒットさえすれば、10億人がクリエイターになりうるのです。10億人という母集団がいれば、そこから人の心を掴む面白い動画を生み出す人たちの総数も自ずから多くなります。

これは完全に持論なのですが、人口が多ければ多いほど優秀な人も多いと思っています。昔の科挙試験も膨大な総数から選ばれる少数エリート集団制度もそうです。
また以前、中国で出会った素人のドラマーが見たこともないようなゴリラのように激しく高速に叩くのを見て驚嘆したことがありす。そら13億もいたら、稀有な人材も多くいるだろうなと合点がいきました。

とにかく、中国のTiktokには老若男女、面白い動画を作る人の総数が多かったというのが世界に広まった理由の一つです。(※中国と日本はサーバが違うが、中国コンテンツも大量に輸入されている。)

Tiktokが勝った理由②

またTiktokは数十秒で見終わるショート動画に特化していて、忙しい現代人にマッチしています。また、簡単にいい感じに動画が作れるUIも洗練されています。さらに言語を理解していなくても、映像やBGMをだけを視聴して楽しめる簡単なものでした。

仕組みとして、特定のハッシュタグをつけて流行らせる手法もありましたし、独自のリコメンドアルゴリズムで、素人のショート動画がまたたく間にバズり得るという一攫千金を狙えるプラットフォームにしたのも、細かく設計されています。

そんなこんなで、アメリカ前大統領のトランプ氏がTiktokを禁止にしようとした理由もわからないでもありません。中国のアプリにみんな夢中になっているからです。

最後に、日本でGAFAMのような企業を生み出すことができるか?との問いですが、1億2000万のユーザーだけをターゲットにした場合かなり難しいと思います。例えば、いっそのこと海外向けにシェアを作って、それを逆輸入で日本に持ち込むなどの方法があるのかな〜と思っています。

おっさん
■人口は国力の基礎

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