毎日必ず○○する
なにか目標を立てるとその実現に向けて体が動くようになります。しかし、人間は忘れる生き物なので自分をうまくコントロールしないとなかなか思うように動いてはくれません。やがて目標を忘れたり、様々な言い訳をつけて動かなくなってしまいます。それをうまくコントロールするツールとして手帳があります。スケジュールの他に各種タスクを記入し期日を設け、ToDoリストを消していくようにタスクをこなしていくのです。
しかし、最大の問題は1週間に毎日タスクを設定するとします。例えば、英単語を1日10個覚える、資格本を10ページ読む、プログラムコードを10行書く、ブログを毎日書く、聖書を3章読む、聖書の言葉を1つ暗証するなどがあります。こういった微差の積み重ねは非常に効果的で365日経過すると大きな変化を生み出します。単純に英単語だと3650単語、聖書の言葉だと365個も覚えられる計算になります。
もちろん、忘却曲線に従って、確実に忘れてしまうので、メンテナンスコストがかかります。結果的に実際に覚えられる単語はその3分の2であったり、さらに精度高く運用レベルまで持っていけるものだと半分くらいの歩留まりになるかもしれません。しかし、1年で確実に成長できることに間違いはありませんので、毎日覚え続けることはかなり効果があると思います。
1週間単位で考える
しかし、こういった毎日やる系の最大の問題点は達成できなかった時です。自分に対する約束を破ってしまい、自尊心が損なわれて、ついには目標自体も諦めてしまう可能性があるということです。3日坊主という言葉があるように、続けることは非常に難しいことです。
こういったこと問題を解決するために「7つの習慣」では、1日単位ではなく、1週間全体でスケジュールするように勧めています。例えば、1習慣に50単語覚えるというタスクを作ると、仮に1日仕事が忙しすぎて時間が捻出できなくても週に2回までなら覚える日をなくすことができます。2日覚えなくてもそもそも、1週間で50単語覚えるというタスクなので、自分に対する約束は達成されているというわけです。
例えば、仕事だけでなく、家族とのこともでも一週間内で調整ができるので突発的な出来事の対応に優れており、優先順位だけ意思決定できればうまく自分をコントロールできます。
個人的なタスク
個人的には、先々週から3Dモデリングをするタスクを自分に課していますが、1週間に5個3Dモデリングを作ればいいので、2日はバッファとして予備日を開けておくことができます。さらに気分がのってきた時は一気に2個作ったりすると、貯金もできるので精神衛生上非常に良いです。
もし、毎日聖書を読むのが難しいと感じる人がいるなら、1週間の間で5章読むという目標を立ててみて、かりに1日〜2日読めなくても目標が達成できるようにすれば、自分を上手くコントロールできるかもしれません。