どうすれば聖書の言葉を行えるようになるのか
個人的な経験上、聖書の言葉を実行してそれを自然と行えるようになるには常に戦いがつきものだと思っています。つまり、信仰に不戦勝はないということです。戦いがあると聞くと尻込みしそうになるのですが、そこで信仰が必要になります。
そして御言を実行したいと思う強い願いと神様の助けなしには行えないというへりくだりの心の神様が働かれてはじめて実行することができるようになるのだと思います。
具体的な過程
聖霊の助けなくして行えないというのを前提としつつ、実際的にどのように御言を実行に落とし込んでいくかにはおおよその方法論があると思います。それは学習したことを習慣に落とし込むための基本的な方法になります。
下記のようなステップを踏みます。
- 無意識的無能
- 意識的無能
- 意識的有能
- 無意識的有能
ここで無能とはできていない状態、有能とはできている状態ととらえます。無意識的無能とは、自分ができていないことすら意識できていないということです。つまり、これは聖書の言葉をまだ知らない状態で、自分が聖書の言葉を行えてないことを自覚していないことです。
わかっちゃいるけどできない
次の段階として、聖書の言葉をしると自分ができていないことが自覚されるようになりますそれが意識的無能です。わかってはいるけれどできていないという状態です。
そして、意識的に行おうとして神様の助けのもとできている状態を意識的有能と言います。この過程ではほとんどの場合、多くの失敗を繰り返しながら、できる状態を目指すことになります。常に意識しないといけないので、聖書の言葉から目を離さずにいたり、暗唱聖句する必要があります。
意識しなくてもできる状態
最後は、御霊と知恵に満ちた人と成長し、御言を意識しなくても聖書の言葉が実行できている状態となります。ただし、本当につらいほどわかっていますが、書くは易し行うは難しです。もし、一気に聖書の言葉を実行できるようにチャレンジするのであれば難しくなりますが、まずは一つと決めてチャレンジするのがいいと思います。
僕の場合ですと「神を第一とする」を実生活に落とし込んでまずは意識的有能の状態になるように祈りながらチャレンジしています。うまくいくときもあれば、いかないこともありますが、イエス様が共にいるならできると信じてやっていきます。