0879_聖書に書いてある投資の格言?

投資の格言

投資原則の格言に「卵は一つのカゴに盛るな」というものがあります。分散投資の基本として、投資先を1点に集中させないということですが、この教えが実は聖書にもあるみたいなんです。それはこの御言になります。

あなたは一つの分を七つまた八つに分けよ、
あなたは、どんな災が地に起るかを知らないからだ。
伝道の書11:2

僕は伝道の書の注解書は読んだことがありません。また牧師先生などにこの御言の意味などを聞いたことがないので、現代においてどう理解すべきかはしりません。絶対条件として、聖書から御言を読み取る時には、その御言が書かれた時代の背景や歴史や文化などを深く理解する必要があります。また伝道の書が一貫して伝えようとしている本質も知る必要があります。

聖書は文字通り理解できるところもありますが、文字通りとっては理解が間違ってしまうこともあるからです。

リスク分散は当たり前

この御言はよくキリスト教のブログなどでも取り上げられており、投資の原則としても説明されています。もし、この御言をそのまま理解するのであれば、確かに「卵は一つのカゴに盛るな」という格言と同じ意味にとれると思います。

さらに言えば、投資に限らず「生き方」としてリスク分散する大切さを説いているように思います。ビジネスにおいても、主要取引先一社に依存していたら、リスク分散になりません。個々人の人間関係にしろ、自分のスキルにしろ、資産にしろ、一点集中では何かあった時に詰むということでしょう。

リスク分散の前に

これはほとんど証明された原理原則と言うレベルでの格言と理解していいと思います。じゃあ、クリスチャンも分散投資を今すぐすべしとなると少し短絡的な気がします。それは間違っていないと思いますが、もっと深いレイヤーで大切なことがあると思います。

それは物質的なものはリスク分散させるのがいいですが、自分自身に関しては神様の一点集中でいいということです。なぜなら、イエス・キリストだけが過去も、現在も未来永劫変わることなく、僕たちを裏切ることがないお方だからです。この忠実なお方は十字架の上でそれを証明してくださいました。

一点集中における平安

だから、地上におけるリスク分散は大切ですが、その前に、自分の人生をこのお方に明け渡すほうがもっと大切だと思います。なぜなら、このお方に信頼して歩めば必要なものはすべて与えてくださると信じているからです。このお方に信頼すれば、リスク分散していることで得られる安心以上の平安が心に与えられるからです。

まず神の国と神の義とを求めなさい。そうすれば、これらのものは、すべて添えて与えられるであろう。だから、あすのことを思いわずらうな。あすのことは、あす自身が思いわずらうであろう。一日の苦労は、その日一日だけで十分である。
マタイ6:33-34

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