0033_ゲームをクラックされたらアップデートする

数週間前、Windowsアップデートをすると、デスクトップに表示されていたソフトやファイルがすべて消失するというバグがあったようです。現在では修正されているようですが、アップデートはバグの修正やセキュリティの強化のために実施されます。

インターネットにさえ繋がっていれば、自動アップデートによって、ソフトが使いやすくなることが多いです。動画編集や画像編集ソフトを提供しているAdobe社は数年前から、パッケージの売り切りモデルではなくて、ダウンロードして毎月利用料を支払うクラウドモデルに転換しました。おかげで、ソフトの機能改善が早くなり、個人的には、使いやすさが向上し続けているように感じています。

例えば、ゲームにおいても、以前は、ファミコンよろしく。パッケージで販売する売り切りモデルでしたが、最近では、Nintendo Switchなどにおいてもダウンロードコンテンツがあったり、Steamというゲームプラットフォームでダウンロードすることができます。

ゲーム産業においては、ゲームをクラック(無料で遊べるようにする)ハッカーとの戦いがあります。たとえ、ゲームがクラックされたとしても、ゲームをアップデートし続けることで、クラックされた箇所を修正し続けることができるメリットがあります。

もし、これがインターネットにつながっていないパッケージモデルだと、インターネットを経由して修正ができないので、クラックされたら、されっぱなしの状態でした。

人間は神様に創造された時、パッケージの売り切りモデルではなく、クラウドモデルとして創造していただきました。そのため、人間は不完全ですが、聖書の御言によって、自分の中にあるバグ(間違った考え)を修正し続けることができます。聖書を通して、永遠の命があること、神様の恵みや哀れみや慈愛を知ることができます。

また、イエス・キリストを求める時、神様の御心を知って、神様の御心とシンクロする喜びに与ったり、時には、あらわにされていなかった自分の罪深さを知って、深く悔い改めを促されることがあります。

インターネットに繋がっていれば、アップデートによって、バグが修正されて、より完成されたゲームになるように、キリストである木に枝として繋がり続けるならば、アップデートによって、実を結ぶ生き方ができるのは幸いです。

もし、自分の中に間違った考え(バグ)があるならば、それは悪しき勢力のハッカー?の仕業なので、キリストに繋がって、バグを修正していただくことができます。

わたしはぶどうの木、あなたがたはその枝である。もし人がわたしにつながっており、またわたしがその人とつながっておれば、その人は実を豊かに結ぶようになる。わたしから離れては、あなたがたは何一つできないからである。
ヨハネ15:5(口語訳)