0331_おっさんになったら、クリスチャンとしてオワコンなのか?

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若い時に主を知ること

聖書には「あなたの若い日に、あなたの造り主を覚えよ。伝道の書12:1」という言葉があります。その続きは、「悪しき日がきたり、年が寄って、『わたしにはなんの楽しみもない』と言うようにならない前に」とあります。聖書のあらゆるところに、何度も書いてあるように、主ご自身を知っていることは年齢関係なく、喜びであり、楽しみであるからだと思います。

また、若い人いうのは、相対的に思想や考えが確立されていない場合が多く、聖書の教えがストレートに入ってくることも特徴だと思います。また相対的に、経験も少なく、謙虚であり、擦れておらず、純粋な心を持っていると思います。若い時の経験や聴く音楽や読む文学は、体の奥に深く刻みこまれるがごとく、その後の人生に大きな影響を与えるからです。

若いことのいいところ

さらに、若い人は相対的にエネルギッシュで行動力があり、大胆であり、恐れ知らず、向こう見ずでもあります。そういった冒険心と神様に対する信仰と相まると、とてつもなく大きなことが起きる場合があると思います。聖書から言えば、少年ダビデがゴリアテを倒したこと、少年ヨセフがエジプトの宰相まで上りつめたこと、名もなき少年が捧げたパンが奇跡によって5000人以上の大人を満腹にしたことなどです。

海外の教会においても、20年ほど前からバンドスタイルでコンテンポラリーワーシップムーブメントを起こしたのも若い人たちでした。Hillsong UnitedやPlanetshakerなどは、2000年初期から活動を初めており、そのさきがけとなっています。Hillsongのリーダはそうった若者たちに対して、「自分たちができなかったことを考えられないスピードでやっている」となにかのDVDで語っていました。若者の資質は信仰と紐づくとすごいことが起こるのです。

年をとっていることのいいところ

じゃあ、おっさんになったら、オワコンなのか?といえば、全くそうではないと思います。相対的に信仰による経験があり、冷静であります。そして、何もよりも時間を味方につけて、聖書の言葉を暗唱し続けていれば、微差の積み重ねで、聖書の言葉を聖霊の助けによって、あらゆるところで、使うことができるようになるメリットがあります。聖書の言葉を覚えるのはどうしても時間がかかります。おっさんはそこを強みとすればいいのだと思います。

個人的には、今年の目標に聖書の言葉を暗唱するということを追加しています。今のところ、その目標を掲げたおかげで、日々の生活の質も良くなっていることを感じます。なによりも、現在、もしくは将来において、聖書の言葉を必要な人に、必要に応じて、必要な箇所を引用できるようになれれば、神様の栄光が現されるのではないかと、密かに期待しながらやっています。

人を生かすものは霊であって、肉はなんの役にも立たない。わたしがあなたがたに話した言葉は霊であり、また命である。
ヨハネ 6:63