0137_思索と祈りの場所となる銭湯

誰でも自分だけの秘密の場所があるかもしれません。僕は京都に住んでいたときは、近くに鴨川があったので、静かになりたいときはよく行ってたそがれていました。美しい景色や鳥の飛ぶ姿などを見ているとなんとも心が和むものです。鴨川以外にも、植物園や公園や山など一人で行っては本を読んだり音楽を聴いたり、3時間くらい平気で滞在します。

日常からそっと自分を心の調整ができる場所に置くことは精神衛生上非常に役に立ちます。スマホも触ることなく、本や思索や祈りなどに集中すると、混乱していた出来事が自然と整理されたり、いいアイディアを思いついたりします。

大阪に住み始めてからは上記のような理想的な場所はまだ見つかっていませんが、現在のところ、銭湯が僕の祈りの場所であり、思索の場所になっています。仕事でアイディアがほしい時、心が揺らぐ時、乗るかそるかの決断をする時など、思索と祈りに有益です。最低2時間は入り、長いときは3時間くらい入ります。

外から見ると、普通の生活をしているように見えても、心の中はだいたいいつも渇いていて上なる方を求めています。実務的には助けが必要であり、霊的には肯定が必要であり、聖書に書いてあるとおり、「わたしから離れては何一つできない」状態です。

求めるときに必ず、彼は語りかけてくださり、彼に対する礼拝の思いが心に沸き起こります。彼は良いお方だから、現在のこと、将来のことのすべてお委ねします。そして、全力で自分のなすべきことに向います。

どうか、私の心の思いと、口の言葉とがあなたに喜ばれますように。