0050_栄光の王に座っていただく

「これまでの人生で最大の失敗と最大の成功をそれぞれ教えてください。」と、企業の採用面接の時に聞かれたことがあります。これまで、バイト探しや就職・転職活動で、何度も面接を受けてきました。ただ、この質問は想定問答集に入ってなかったので、聞かれた時は、即答できず、脂汗が出て、しどろもどろで回答した記憶があります。

人は失敗を教訓にして、成長していくものだと思います。教科書的には、最初は間違ったとしても、解説を読んで正解がわかれば、次からは正解できるようになります。ただ、生きる上で直面するのは、ほとんど、正解がないものや正解が複数あるものなどで困惑させられます。

例えば、ハウツー本や「如何に生きるか」的な本で学んで、正解はわかっていたとしても、状況によっては、理性に欠いてしまったり、体調からくる不調によって、失敗することがあります。自分の未熟さや愚かさなど身から出たさびによって、周りに迷惑をかける失敗もあります。

過去に失敗した時は、その原因の詳細を言語化して、記録しておきます。記憶だけだとすぐに揮発してしまうので、無意識になり、また同じ失敗をしてしまう可能性がありますので、必ず、記録します。あとは、体調管理をして理性的であることをモニタリングして管理しますが、それでも、なお、失敗してしまうことがあります。

ちょっとした何気ない一言やニュースなどを聞くと、すぐに風に揺れる葉のように心が動かされたりして、感情的になってしまいます。そして、そのことに認知が奪われて、何も手がつかなくなってしまうこともあります。

そんな時は、おそらく、「自分の心の椅子」に誰かがふんぞり返るように座っていたり、自分があたかも王様であるかのように座っているときだと思います。そうなったら、確実に失敗はすぐ近くにあります。

好きなワーシップソングにこのような歌詞があります。

You are the King of glory
You’re the Lord
Strong and mighty
King of glory
Enter in

あなたは栄光の王
あなたは主である
強く、偉大
栄光の王が
入られる

自分の心の中に栄光の王をお招きして、自分の椅子にお座り頂き、自分の人生を通して神様の栄光が現れるように願っています。

栄光の王とはだれか。
強く勇ましい主、
戦いに勇ましい主である。

門よ、こうべをあげよ。
とこしえの戸よ、あがれ。
栄光の王がはいられる。

この栄光の王とはだれか。
万軍の主、これこそ栄光の王である。
詩篇24:8-10(口語訳)