0972_仕事を頑張れる理由の一つ

就職におけるミスマッチ

就職活動におけるミスマッチングは企業、求職者ともに避けたいものでしょう。企業は一人採用するのに何十万~何百万かけているのでミスマッチングやすぐにやめてしまう人を採用するわけにはいきません。一方、求職者は僕みたいな全然きれいな経歴を持ってない人は気にしないと思いますが、学歴もあり誰もがうらやむようなレールを走ってきた人からすると、就職でもミスは犯したくないものでしょう。

しかし、僕や周りの人の意見を聞いていて、新卒で就職した企業がマッチングしなかったことで、今感謝して働けているという人が少なからずいることに気が付きました。

不適材不適所の悲劇

僕の例を挙げますと、僕が新卒で入った会社は全く僕に合わない企業でした。そのメーカーで品質保証的な働きをしていた時は自分に合っているなと思ったのですが、営業部門に配属されたとたん、水を失った魚のように全くといっていいほどパフォーマンスを上げられないくなりました。毎日怒られて、完全に萎縮していたのでそれは当然です。

車の運転が好きじゃなくて、比較的一人でいるほうが好きなインドア男に営業をやらせること自体が適材適所じゃなかったのです。人生の可処分時間のほとんどは仕事です。もし適材適所じゃないところで働き続けないといけないとすればそれは、人生における悲劇といえるかもしれません。

過去の職場を思うと

しかし、その時の苦しさがあるからこそ、今が何があっても頑張れるのです。今やっている仕事でもつらいなとかきついなと思うことがありますが、新卒で入った会社の苦しさを思うと全然やさしいと感じられるのです。そう思ってこれまでも何十回も乗り越えてきました。

そういった話を周りの人にした時に、「本当にそうだ」という意見を多く聞くようになりました。彼ら彼女ら転職組は一社目が相当きつかったからこそ、今が無茶苦茶楽に感じると言っていました。

すべての時を備えてくださっているお方

就職活動においては、もちろんミスマッチがないに越したことはないでしょう。しかし、ミスマッチがあったからこそ、今の会社や人がいいと感じられることもあります。日本は数十年前と比較すると、いよいよ転職が王道というような世の中になってきました。

たとえ、一回の就職で失敗したとしても、リカバリーがきく世の中にもなってきていると思います。実際日本のレールから一旦外れて中国で3年ぶらぶらしていた僕ですらレールに戻れているくらいだからです。

すべてのことには時があり、その時をすべての人に備えてくださっている主に感謝したいです。

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