0866_寛容メモリがオーバーフローするとネガティブな感情が実体化される

寛容メモリが枯渇

最近、とてもイラっとしやすくなっています。おそらく体調不良や疲れやそのたもろもろが原因で慢性的に寛容メモリが枯渇してしまっているのだと思います。普段なら気にならないようなことであっても、ちょっとのことで反応的になってしまっています。今日も仕事で「は!ありえないわ!」と思うことがあったのですが、そこはぐっと腹をこらえて何とかその場をしのぐことができました。

おそらく、誰でも社会生活を送っているとイラっとすることが大なり小なりあるのだと思います。特に人間関係の中でそれは感じるものです。人間は人の間で生きているものであり、人というものは触れ合うこともできるし、摩擦にもなりうるからです。

負の感情が生起される

今回は何とか表面化することを避けることができましたが、これをぐっとこらえられなくなったら相当やばい証拠です。それこそヤバイ大人認定されてしまうことでしょう。どんなことであれ、たとえ、誰が悪い、こっちは悪くない、などの理屈があったとしても、感情的になることは決して成熟した大人のすることではないからです。

今回はたまたまイラっとする事象でしたが、心の中では多くの負の感情が生起されては消えていきます。誰かを妬む思い、誰かに対して批判的になる思い、何かに対する不平不満など世の中にはこういった全く無益な感情にするものであふれかえっています。それが心に生起されるのはある程度避けることはできないのが現代だと思います。

負の感情の実体化

ただ、避けられることもあります。それはそれを表出しないことです。なぜなら、ネガティブなことを誰かに話したり、伝えたりすることでそれが実体化されてしまっているからです。いやいや、目に見えない言語を介して伝達しただけだから実態も何もないと思うかもしれませんが、話した当人の脳内では確実にそれが脳に刻み込まれ記憶が強化され、ネガティブな感情が強化され、実体化してしまっているのです。

たとえ、誰かに話さなかったとしても今では何か不満があれば不特定多数に対して匿名で不満をツイートすることができます。思っていることをツイートした時点で、それは実体化されてしまいます。

実体化させる前に悔い改め

だから、僕がしないといけないのは悔い改めです。心の中で沸き起こった様々なネガティブな感情を十字架につけて無力化することです。そうしないと、いずれは寛容メモリがオーバーフローして、誰かにネガティブなことを話したり、書いたりすることになるからです。今日はお風呂で祈ろうと思います。

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