本を買う体験
本を買うのはとても特別な体験です。物質的に見ればただの紙にすぎないものですが、そこから言語を介して多くのものを得ることができます。体系的にまとめられた知識や情報や思想、著者の頭の中に入るがごとく思考の追体験などができるのはすごい力だと思います。
最近は月に2回ほど帰宅のついでに本屋に寄るようにしています。今ならアマゾンなどで注文すると翌日に本が届き、かつポイントも付与されるので、実店舗が著しく減少していますが、やはり実店舗でぶらぶらしながら本を手に取るのはとても楽しいです。
実店舗の魅力
本屋でピックアップされた本や人気ランキングなどを見ると世の中の流れを知ることができます。例えば、今はChat-GPTに関する様々な本が山積みになっています。GPT-4の具体的な活用例からホワイトカラーの仕事がなくなるなど衝撃的なものまでかなり売れているようでした。あとは、お金に関することやウクライナ戦争に関することなど書籍が多かったです。
買わなくても、目次を見るだけでも十分情報を得られます。しかし、僕は本屋に行ったら何も買わないで買えることはありません。今日は僕の本の買い方を紹介したいと思います。
本の買い方
本を買う前にまずネットで関連書籍を調べます。ブログやアマゾンレビューを見ます。僕の場合は技術書を買うことが多いので、出版年と再版しているかも確認します。技術の進歩は早いので、本質的な内容でない場合は古くても2年以内に発売になった本を選びます。また再版しているかも重要です。人気があるから再版しているからであって、これはレビューよりもはるかにあてになります。
めぼしい本をネット数冊見たのち、実店舗に行きます。そこで調べた書籍を手にとって自分が必要としている情報が必要としている形式で提供されてているか確認します。あとはどこで読むのかも想定し、書籍のサイズも考慮します。そして、そこでレジにその本を持っていく。のではありません。
最強のテクニック
その場で、スマホでアマゾンを開いて中古でその本を買うのです。技術書の場合バカほど価格が高いです。昨日買ったものは定価で4,300円くらいします。しかし、それが中古であれば2,500円ほどで買えたのです。アマゾンをポチって本を棚に戻します。しかし、それで帰ることはしません。なぜなら、それだと実店舗に何も還元されないからです。
僕の場合は定価と中古価格の差分、今回の場合は1,800円くらいで本を探します。だいたい、赤ちゃん向けの絵本を買うようにしています。だいたい1,000円くらいで買えるので、それでもお釣りがくるくらいです。こうすれば実店舗にもお金を落としつつお得にお買い物ができるのです。