0173_巨大地震は予測可能か?

巨大地震に関して

昨日、NHKスペシャルの「MEGAQUAKE」シリーズの最新を観ました。先週から過去のシリーズも再放送をしており、改めて日本が置かれている状況を客観的に見ることができました。「MEGAQUAKEシリーズ」は日本の科学者や研究者たちによる地震発生のメカニズムや予測に関する研究が主な内容になっており、地震学の最新の研究を知ることができます。

今は、日本列島に配置されたGPSでミリ単位でリアルタイムに地殻変動をキャッチできるようです。日本はこれまで4つのプレートにまたがっている説が有力でしたが、実際は、もっと細かいプレートに別れており、その境界あたりで、これまでも大きな地震が起きているとのことでした。

巨大地震は予測可能か?

直近30年以内に70%〜80%の確率でマグニチュード8や9規模の地震が起きる可能性が高いのが、北海道、東北、九州、西日本(南海トラフ)だそうです。

大規模地震が起こるメカニズム、特に陸側プレートと海側プレートの間に蓄積されるひずみが開放される前には、前触れの可能性であるスロースライドという僅かな揺れがあったり、他の地震がトリガーになったり、地震前のわずかなノイズがあるなど、様々な事象が予測の素材になりうるようでした。そして、それらをAIやスーパーコンピュータなどで分析し予測ができる可能性もあるようです。ただし、ほとんどの地震は何の前触れもなく起きるため、予測に頼ることはできないそうです。

巨大地震に対して備えられること

個人的にできることは必要な物資の準備や自分がどのような場所、時間にいたとしても冷静に決めたとおりに行動できるようにシミュレーションしておくことです。地震が起きる時に必ず家にいるとは限らず、通勤途中の電車の中かもしれませんし、エレベーターの中かもしれません。会社にいる時は電車が止まる可能性が高く、どうやって帰宅するのか、などを予め想定しておく必要がありそうです。

イエス・キリストが再びこられる日

地震学の研究者の一人が下記のようなこを言っていました。(表現は正確ではありません。)

大地震がくるから、明日逃げるじゃなくて、来るからこそ、いつきてもいいように備える

聖書ではイエス・キリストがいつ来るかはわからないと書いてあります。それでも参考になるのが、イエス・キリストの再臨のときは、ノアの方舟のときのように人々が飲み食い嫁ぎ娶りなど、普通の生活をしている時。さらに、戦争、疫病、自然災害などの前触れはあるようですが、必ず福音が全世界に伝わった時に再臨が来るとも書いてあります。今この時にしっかり心に留めて置きたいのはこの言葉です。

だから、目をさましていなさい。その日その時が、あなたがたにはわからないからである。
マタイ25:13

目を覚まして、油を用意してお者になりたいです。

思慮の浅い者たちは、あかりは持っていたが、油を用意していなかった。 しかし、思慮深い者たちは、自分たちのあかりと一緒に、入れものの中に油を用意していた。花婿の来るのがおくれたので、彼らはみな居眠りをして、寝てしまった。夜中に、『さあ、花婿だ、迎えに出なさい』と呼ぶ声がした。そのとき、おとめたちはみな起きて、それぞれあかりを整えた。
マタイ25:3-7