中国の開発チームに受け流す
僕は「左から来たものを右に受け流す仕事」をしています。確かに、左(お客さん)から来たものを右(開発)に認識に齟齬がないように受け流す仕事なのです。日本の開発チームに受け流すこともあれば、中国の開発チームに受け流すこともあります。
日本の開発チームとは仕事が非常にしやすいです。それはカルチャーが同じだからです。しかし、中国の開発チームはそうではありません。決して技術力が低いとか、やる気がないとかそういったことではありません。単純にカルチャーが違うのです。
隠すつもりも悪気も全くない
そういった問題が顕著に現れるのが不具合が発生した時です。日本の開発チームであればこちらから引き出さなくても情報はでてきますが、中国側の開発チームはそうではありません。情報をとても曖昧に、オブラートに包んで、わかりにくく、かつ小出しにしてくるのです。これは中国が悪いというのではなくてそういったカルチャーなのです。
彼らには隠すつもりも悪気も全くないのです。だから憎めないし、それが中国チームと仕事を続けることが出来ている最大の理由です。
必ずテキストで残す
今日は中国チームと仕事をする上で気をつけていることを紹介しようと思います。一つ目は、当たり前ですが必ずテキストで残すということです。テキストはやりとりコストはかかりますが、あとから履歴をさかのぼれるので、記憶に頼らず記録に頼ることができるようになります。僕はこれで何度も救われました。「ここでこう言っていたよね」とか「こうしていたよね」と言うことができるのです。
不具合というと緊急度が高く、すぐにオンラインでの打ち合わせと思われがちですが、やめたほうがいいです。なぜなら、だいたいパフォーマンスで終わるからです。僕は何度もエンジニアが10人会議室のテーブルに並ばせて打ち合わせをしたのちに、そのあと何の進捗もなかったことを経験してきました。
回答を積み重ねていく
二つ目は、たとえば5つ確認したいことがあっても、一気に質問しないということです。日本人なら複数の箇条書きに対してインラインで丁寧に回答してくれます。しかし、中国人はそうではない場合が多いです。
非常にわかりにくい、論点のズレた不完全な細切れの情報をポンポンと投げてくるのです。何度も書いていますが、これはカルチャーの違いです。5つも質問を投げると焦点がぼやけてしまい何もえることはできません。だから、必ず一つひとつ丁寧に質問して、回答を積み重ねていくようにします。
粘り強く
三つ目は、納得するまで質問を続けるということです。ここに忍耐が必要になります。知りたい情報は簡単には得られません。「なんで通じないんだ」とか「そうじゃないんだよ」とか「さっきの質問は?」ということが多いです。むしろそういったことの方が多いです。
そこで、粘り強くあきらめずに続けるのです。そうすれば、ほしい情報は必ずえることができます。













