身体と精神
昨日は身体的にかなり疲れていたので早めに就寝したら、翌朝には完全に疲れがなくなっていました。身体的な疲れは睡眠を取れば回復することが多いです。もちろん体は食べ物でできているので、栄養のある物を食べるとか、食習慣に気をつけるとかも必要だと思います。ただ、身体的な筋肉痛や疲れは概ね寝れば回復します。
これが精神(メンタル)になると少しやっかいです。なぜなら、個々人メンタルはユニークなので、これをやれば回復するという絶対的な方法がないように思えるからです。ある人は本を読むことで回復し、ある人は人とおしゃべりすることで回復するかもしれません。あるいは、旅行に行ったり、温泉に行ったり、気分転換することで回復できるかもしれません。
はっきりしていることは、身体も精神も相互作用しているということです。身体を動かすことで、精神が良好になったり、精神の不安定が身体に悪影響を与える場合もあります。
魂
よく人間は3重構造でできているとよく聞きます。例えば、外側から身体、精神、魂などです。いずれも重要ですが、人間にとって最も注視すべきことは魂の状態です。「魂からの叫び」という表現があるように、魂は人間の最深部であり、エネルギーのあるところなのです。聖書では、魂は心や霊などの言葉と置き換えられることもあります。聖書にはこのような言葉があります。
油断することなく、あなたの心を守れ、
命の泉は、これから流れ出るからである。
箴言4:23
もし、この最深部にある魂の絶大なエネルギーを油断することなく、野放しにすると間違った方向にエネルギーを使ってしまう恐れがあります。だから、心(魂・霊)の状態を良好に恵まれた状態にすることが大切なのだと思います。
最重要項目
じゃあ、魂さえ恵まれていればOKか?というとそいういうわけにもいきません。身体と精神が相互作用しているように魂もそれぞれと相互作用しているからです。聖書にはこのような言葉があります。
愛する者よ。あなたのたましいがいつも恵まれていると同じく、あなたがすべてのことに恵まれ、またすこやかであるようにと、わたしは祈っている。
ヨハネⅢ1:2
つまり、優先順位は明確にあり、魂が恵まれることで、精神、身体も自然と恵まれるのです。ボディービルダーのように身体の状態に非常に気を使っている人もいますし、人間関係や社会関係からくる精神的な豊かさに気を使っている人もいます。しかし、もし、主の前に出て、魂が恵まれるのであれば、身体も精神も恵まれるのです。なぜなら、身体的、精神的営みの中に主が共におられるからです。