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早天祈祷
今朝は5時半に起きて教会の早天祈祷会に行ってきました。土曜日の早朝から賛美をしたり、聖書の御言が聞ける恵に感謝しました。そのあと、みんなで教会の掃除をしてまだ8時くらいだったので、すでに一日の充実感が満たされていました。
今朝の聖書の御言葉はヤコブの手紙2章から語られました。
愛する兄弟たちよ。よく聞きなさい。神は、この世の貧しい人たちを選んで信仰に富ませ、神を愛する者たちに約束された御国の相続者とされたではないか。
ヤコブ2:5
聖書には「心の貧しい人たちは幸いである。天国は彼らのものである。」という言葉があります。また、この世で軽んじられている者、無きに等しい者をあえて選ばれたとも書いてあります。神様はこのような者たちに目を留めてくださり、気にかけてくださり、関心を持ってくださり、信仰に富ませ、さらに御国、つまり天国の相続者としてくださっています。
イエス・キリストが貧しくなられた理由
イエス様ご自身が、貧しさの中を歩まれました。宿の中ではなく、馬小屋で生まれました。両親はイエス様誕生に関する捧げ物に関して、最低限の物しか捧げられませんでした。また公の生涯に入ってからは、フルタイムの福音宣教の働きでしたので、もちろん収入もなく、誰かに養われている立場でした。さらに寝床がないとも書かれています。
神の子であるイエス・キリストが人に養われたという事実には驚くべきほどのへりくだりを感じます。例えばどこかの社長と下っ端の社員が食事に行って、下っ端の社員がお金を出すことはほとんどないでしょう。メンツもありますし、大なる者が小なる者を養うというのは当然の事のように思います。しかし、人の子になられたイエス・キリストはその道を選ばれたのです。
イエス・キリストの貧しさ
それは、イエス・キリストの貧しさによって、私達が富む者となるためでした。それはこの御言にはっきりと書かれています。
あなたがたは、わたしたちの主イエス・キリストの恵みを知っている。すなわち、主は富んでおられたのに、あなたがたのために貧しくなられた。それは、あなたがたが、彼の貧しさによって富む者になるためである。
コリントⅡ8:9
以前は貧しかったですが、信仰によってイエス・キリストを心にお迎えした時に、イエス・キリストによって富むことを初めて知ったのです。さらに、この地上でイエス・キリストの豊かさに預かれるだけでなく、将来にも資産を備えてくださっているのです。
この世の資産運用はリスクが高ければ高いほど利回りが高く複利でリターンが大きいですが、元本保証がありません。もしかしたら、高い利回りどころか、もともと持っていたものも失うかもしれないのです。
しかし、主が備えてくださっている資産は、元本不要でリスク無しで考えられないほどの大きな恵の資産を用意してくださっているのです。元本こそ不要ですが、唯一、信仰さえあれば、その資産を受け継ぐことができるのです。
あなたがたのために天にたくわえてある、朽ちず汚れず、しぼむことのない資産を受け継ぐ者として下さったのである。
ペテロⅠ1:4
