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聖書という書物
聖書ほど不思議な書物はないと思います。書店の書籍ランキングには入りませんが、毎年ベストセラーとなっています。世界各国の言語に翻訳されているだけでなく、ごくわずかの少数民族だけが使う言語にも翻訳されています。ホテルにいけば日本であってもデスクの中には聖書があります。さらには様々な場所で聖書が無料で配布されています。聖書はこれほどまでに身近な存在であるにもかかわらず、なぜか神の言である聖書は人間の心から遠くにあるように思うのです。
聖書は神から人類に対するラブレターと言われていますが、必ずあなただけに書かれた言葉があります。それを求めて聖書を読むのが良い方法の一つです。教養として、歴史書として、文学書で読むのであれば、そこから得られるのは知識にすぎません。しかし、神は言であった。その言に命があった。とあるように、命を求めるように、心から、霊によって読むのであれば、そこから霊的なエッセンスが得られることでしょう。神に似せて想像された人間は霊的な存在だからです。
聖書の読み方
聖書は旧約と新約に分かれていますが、初めて読む場合は、新約の4福音書(マタイ・マルコ・ルカ・ヨハネ)から読むのが最適と言われています。さらに、最初はマルコからがおすすめです。マタイは最初から系図がしばらく続くからです。その後は、そのまま新約聖書を読み切るか、あるいは、4福音書を繰り返し読む。または、詩篇などの詩を音読するのもいいかもしれません。
僕は通読する方法と、自分が暗唱したい御言を集中的に習慣的に音読する方法をとっています。自分の中に力がないと感じる時、ピックアップした聖書の言を音読すると、心の内側から力が沸き起こってきて、心の中が平安になるのを感じます。参考までに使っている聖書の画像を掲載します。
覚えたい、あるいはメンテナンスしたい御言にすぐにアクセスできるように大量に付箋を挟んであります。
付箋を開くと、覚えたい、あるいはメンテナンスしたい御言に線が引いてありすぐに音読ができる状態になっています。
実践するのみ
通読で習慣的に読むのも非常に重要ですが、暗唱を目的として読むのもいい方法です。なぜなら、暗唱さえしてしまえば、聖書が手元になくても、頭の中で御言を再生できるようになるからです。つまり、霊的なパンをいつでも食べれるようになるのです。さらに一度覚えてしまえば、あとは定期的にメンテナンスをすれば決して忘れることはありません。
あなたのみ言葉はいかにわがあごに
甘いことでしょう。
蜜にまさってわが口に甘いのです。
詩篇119:103