0074_フルグラの黄金率の混合でレーズンを克服!

先日、人生で初めてフルーツグラノーラ(以下略:フルグラ)を食べました。フルグラが日本だけでなく中国でも人気があることは知っていましたが、所詮、コーンフレークの延長線だと思って特に関心を示しませんでした。

ところが、いざ、購入して食してみると、これまで食べてなかった時間を悔いたくなるほどの美味しさでした。5種の果物類、2種の野菜類、5種の穀物類が絶妙な配分で混入されており、穀物の甘みと果物の酸味が黄金率の配分で口の中に広がります。さらに、ザックザクで歯ごたえも食べごたえもよく、食の体験としても素晴らしいと思いました。

お好みに応じて、牛乳やヨーグルトや豆乳などに混ぜて食べると、また違った味わいを楽しむことができます。朝食としてだけでなく、小腹が空いた時に軽く食べるにもいいので、お菓子替わりにもなります。おかげで、お菓子代の節約にも貢献してくれています。

僕はレーズンは正直あまり好きではありませんが、フルグラは黄金率で配分されていることにより、レーズンの食感と存在感と風味が低減されるので、特に気にすることなく食べることができます。野菜が嫌いな子供向けに人参を細かく切ってカレーに入れたり、他の素材と混合させることによって、嫌いな食べ物でも食べられると聞いたことがあります。

先日読んだ本に「人生はビスケット缶のようなものだ」と書いてありました。ビスケット缶には、色々なビスケットが詰まっていて、おいしそうなビスケットもあれば、あまり美味しそうでないビスケットあれば、好きでない味のビスケットも詰まっています。それでも、人生ではすべてのビスケットを口に運ばなければいけないということだそうです。好きなビスケットやおいしいビスケットばかりを先に食べてしまうと、残ってしまうのはおいしそうでないものや好きじゃないビスケットばかりになってしまいます。

なるほどなと思いました。聖書にはこのような言葉があります。

順境の日には楽しめ、逆境の日には考えよ。神は人に将来どういう事があるかを、知らせないために、彼とこれとを等しく造られたのである。
伝道の書7:14(口語訳)

神様は順境の日と逆境の日は等しく造られたとおっしゃっています。
さらに、このようにも書いてあります。

人が若い時にくびきを負うことは、良いことである。
主がこれを負わせられるとき、
ひとりすわって黙しているがよい。
哀歌3:7-8(口語訳)

「若い時の苦労は買ってでもせよ」との言葉もありますが、若い時に苦労耐性ができると、あとの人生はイージーゲームになるということかもしれません。順境と逆境が等しく造られている以上、もし、今、逆境の時にあるなら、順境の時がくるはずです。

フルグラの黄金率の混合によって、苦手なレーズンも美味しく食べれたように、イエス様が共にいてくださるなら、死の影の谷を歩むとも災いを恐れず、平安の中で逆境を乗り越えられると信じます。