0132_バークレー・バックストンの書籍

最近は、バークレー・バックストンの書籍を読み漁っています。数年前より、いのちのことば社から著作集が出版されており、彼の信仰や考え方は書籍を通して学ぶことができます。

バックストンは19世紀末、日本で福音宣教活動に従事したイギリスの宣教師です。島根県松江市で松江バンドを組織して、日本のキリスト教(プロテスタント)宣教の先駆けとなりました。

繰り返し、強調されているところは、ペンテコステ体験によって「聖霊に満たされる」ということです。聖霊に満たされることによって、キリストが内住し、人は作り変えられます。

いわゆる、ペンテコステ体験(聖霊に満たされる)にペンテコステ派が主張するところの「異言が伴う」ことには言及されていませんが、人を生かすものは霊であって、肉は何の役にも立たないということを自ら表し、実践されていたようです。

最近、強く意識するのは、霊的な事柄をもっと真剣に求めるべきということです。生活する中で、仕事をする中で、あまりにも物質主義が空気のように当たり前になりすぎていて、自分がそれに汚染されていることに気づくのも難しい時代だと思います。

しかし、バックストンがいうように、聖霊に満たされること、そして満たされ続けることを求めれば、神はそれに気づかせ、きよめ続けてくださると信じます。

霊的事柄を日本語で「スピリチュアル」というと、どこか、うさんくさいような、マインドフルネスのようなものにとらえがちになりますが、もっと、霊的な世界のことを認識して、霊的な目でこの世界を見るようにならないと思いました。