0035_無断欠勤、遅刻、居眠り常習犯の末路

これまでの人生で、「クリスチャンじゃない人の言葉」で目が開かれた経験をしたことが数え切れないほどあります。今日はその中でベスト3を発表したいと思います。

3位
職場で先輩から僕に調査と資料作成をするように指示がありました。数日かけて調査をして資料作成をして、先輩に見せたところ、僕がとんだ見当違いの調査をしてしまっていて、まったく使い物にならない資料を作成してしまっていました。

そんな先輩は、僕に「この資料なんやねん!お前、何聞いててん!数日間無駄しやがって!」とは言いませんでした。ニコッと笑って「伝え方が悪かったね。ごめんね。」と謝りました。

それ以来、意思疎通ができていなかった場合は、先輩を見習っています。日常生活やビジネスにおいても、会話は伝わっているようで、正確に伝わっていないものです。「早めに対応します。」という言葉でも、人によって「早め」の感覚は異なりますし、言葉の理解もそれぞれ違うことがあります。ですので、意思疎通が正確にできていなくて、問題が発生した時は、先輩の対応を思い出します。

2位
職場に頻繁に遅刻をしたり、無断欠勤したり、勤務中に居眠りするアルバイトの男の子がいました。彼の勤務態度について、彼がいない会議で、部長や課長に相談をしたら、部長は、「使えへんやつは、さっさと首にしてしまえ!」とは言わずに、「どうやったら、彼のモチベーションが上がるようになるか、みんなで考えよう!」と言いました。

これは本当に感動で、おしっこちびりそうになりました。人のふり見て、腹が立ったり、批判をしたくなったり、明らかに責めるべきことがあったとしても、部長の言葉を思い出すようにしています。

1位
社内メールにおいて、社会人が必ず使う定型文「お疲れ様です。」を絶対に使わずに、「お元気様です。」を使う先輩がいました。どれだけ、深夜まで残業していても、どれだけ、メールの内容が喜ばしいものでなくても、「お元気様です。」の定形文から始まります。

他の先輩は、どれだけ忙しくても、「今、忙しいですか?」と聞かれたら、絶対に「むっちゃ暇です。」と言うようにされています。おそらく、言葉には力があるので、それぞれ、言葉の影響をうまくコントロールしているのだと思います。

最後に、兄弟たちよ。すべて真実なこと、すべて尊ぶべきこと、すべて正しいこと、すべて純真なこと、すべて愛すべきこと、すべてほまれあること、また徳といわれるもの、称賛に値するものがあれば、それらのものを心にとめなさい。
ピリピ4:8(口語訳)

心にとめつつ。