謎のファイル
先日GoogleDriveの容量がパンパンになっていたので、不要なファイルの整理していたのですが、面白い名前のファイルが見つかりました。ファイル名は「現状の問題点の洗い出しと解決策_20190712」というものです。そこには当時の僕の個人的な悩みごとに関する問題点と解決策がエクセルにびっしり書かれていました。約2年半前のファイルで懐かしくなったのですが、内容から当時かなり思い悩んでいた様子がうかがわれたので、正直過去の自分に引いてしまいましたw
ファイルによると解決策が12パターン提示されていて、メリットとデメリットや各関係者への影響などが記載されていました。それを眺めて初めて気づいたのですが、意外なことに、その問題は12パターン以外の方法で解決されていたのです。
全員が幸せになる方法
当時、僕は七つの習慣にある「関係者全員がWin-Winになる第三の案」というものを必死で探していました。確かに12パターンは当時想定されうる解決パターンを全部網羅できていたように思います。しかし、それらは、苦肉の策の12パターンであり、Win-Win案ではなかったのです。
しかし、一歩歩けば次の現実があるように、時間の経過とともに、状況は刻々と変化します。関係者と対話を重ねたり、祈ったりする中で、自分の考え方も変わりますし、関係者一人一人の考え方も変わるのです。そうして、問題が起こってから約1年半後に全く思いもよらなかった、考えも及ばなかった方法で問題が解決したのです。
この問題と取り組む1年半の期間はとてもつらかったです。しかし、主により頼むことで、主は道を開いてくださったのです。それは、自分が変わることも含めて、関係者と対話を重ねて、時間を味方につけて、主に祈ったからにほかなりません。
時がある
僕は問題があると、すぐにウルトラCを探して、解決したくなります。その悩みから一刻も早く解放されたいからです。そして、僕は全知全能の神がその問題を一瞬にして解決できることも知っています。しかし、忘れてはならないのは次の御言葉であることを思い出しました。
天が下のすべての事には季節があり、
すべてのわざには時がある。
伝道の書3:1
さらに、幸いな言葉が同じ書に続いています。
神のなされることは皆その時にかなって美しい。神はまた人の心に永遠を思う思いを授けられた。それでもなお、人は神のなされるわざを初めから終りまで見きわめることはできない。
3:11伝道の書
つまり、神のみが最適な時と最善をご存知であり、それを実行することができるというのです。複雑な問題、特に複数の人間がかかわる問題は解決が難しいです。人の心は時々刻々と変化しており、変数も多く入り乱れておりカオスな状態です。それを人間は把握することができません。しかし、神は膨大な量の変数と条件をご存知であり、すべてが満たされた時に実行する、その時をご存知です。今の状況がどんなであれ、この神様により頼めば安全安心なのです。
■特に複数の人間がかかわる問題解決には、時間と対話と祈りが必要になる場合がある
■しかし、神は最善策(Win-Winの第三の案)をご存知である
■問題の渦中にいる時はつらいが、神により頼めば、必ず神の美しい時がなされる