0188_俺流音楽の作り方

Contents

DTM

DTMを使って音楽を作るようになってから、まもなく1年が経ちます。1年でおよそ30曲ほど作ったので、2週間に1曲くらいのペースになります。作詞作曲自体は2014年頃からしていたのですが、主にギター一本で語り弾きメインだったので、曲構成や楽器構成を考えて作曲することはほとんどありませんでした。僕はかなりクセが強い人間なので、生み出される曲も比較的クセが強く、全く万人受けせず、Youtubeの再生回数も一桁がほとんどです。そんな全く音楽を語る資格のないものですが、どんな流れで音楽を作っているかを書きたいと思います。

準備段階

まず音楽は絶対にBGMとして聴きません。必ず2つの聴き方をします。一つは曲を分解する聴き方。もう一つは、感情を乗せて聴く聴き方です。前者は左脳を使い、どんな楽器を使っているのか、メロディー、リズム、曲の構成や展開や盛り上げ方など分析的に聴きます。後者は右脳を使った聴き方で曲の感情に自分の感情を合わせて、自分が震えるまで自然体でのせていきます。主に家の中というよりも屋外や風を感じれる自然があるところで聴くと曲の芯をキャッチしやすくなります。これはいいと思った曲は何度も聴き体に刷り込みます。それを日常的にしていると、なんとなく、曲を俯瞰して見ることができるようになってきます。

作曲段階

曲を作ろうと思って作った曲はクソみたいな曲しかできたことはありません。もちろん、もともとクソみたいな曲しかないですが笑
絶対に内側からの何かを感じた時に、「あ、この感情・空気感・世界観を曲にしたい」という思いになり、その気持に近い雰囲気を、僕の場合はギターを触りながら探します。もし、その空気感が見つかったら、それを中心に曲を重ねて行けば3時間くらいで曲は完成します。あとは聖書を読んでいて、震えた時、この感動を音楽として保存したいと思った時も作曲が進みます。

僕はもっぱら、Emoしか好きじゃないので、Emoらしい曲しか作れません。ギターでEmoの曲を作りたいならStandardチューニングだけでなく、下記のようなチューニングで曲を作ることをオススメします。独特の世界観や空気感を作りやすくなります。

  • FACGCE
  • DAEAC#E

ギターで作曲する時はふるふるの6弦をかき鳴らすコードはできるだけ使わずに引き算で、ベースでルート音ベースにギターの音は引いてほうがすっきりした感じになります。かなり引いた状態から、少し足すほうが少しの音でいい効果が得られると思っています。機材はメインのマシンはMacbook Air、DTMはLogic Proとガレバン、オーディオインターフェイスはAUDIENTのEVO4です。EV04はMacのBig Surにも対応していて、コンパクトなのでおすすめです。ギターはテレキャスとレスポール、ベースはジャズベだけで、キーボードはKORGを使っています。このあたりは、録音さえできれば何でもいいと思います。その他はSpliceなどの音源ダウンロードサイトから音源をダウンロードして音源を足したりしています。

作詞段階

曲ができたら、あとはメロディーを作って歌詞を乗せます。スタンダードチューニングで作った場合コード進行が王道なので、メロディーはむちゃくちゃつけやすいですが、チューンングにクセを出すとメロディーがかなりつけにくくなると感じています。できた曲を聴きながら喉で作っていきます。そして、メロディーを打ち込んだらボカロに歌わせて完成です。

以上、DTM歴1年のおっさんの音楽製作でした!

ぜひ皆さんの曲を聴かせてください!